子供は眼軸が大人より短く、遠くのものをを見てもピントは網膜の後方に結遠視の状態が多いです。視力で1.5〜2.0の場合も珍しくはありません。
しかし成長とともに眼軸が伸び始め、正常眼へ移行します。子供の頃は、TVや読書などで目を酷使する機会が多く、毛様体が緊張して一時的に
水晶体が戻らない場合があるのです。この様な状態を仮性近視、又は、偽近視と呼び、医学的に言われる近視とは区別されています。
もし仮性近視であれば、あまり長時間近くをみすぎないようにしていれば、特に矯正の必要もなく治ります。そのためには眼の周囲のマッサージや、
目薬も効果的と言われています。また、点眼薬を就寝前に点眼することで1週間程度で視力は改善してきます。
しかし、この子供の時期に仮性近視を放置したり、仮性近視にもかかわらず、メガネやコンタクトレンズで矯正してしまうと、毛様体の緊張がなく
水晶体が薄くて簡単に誓近くが見えるように適応して凸レンズ効果が増大します。
屈折性近視や眼球が後ろに伸びる軸性近視となります。医学的にいう近視の状態になってしまうのです。また視力の低下が指摘された場合、
メガネやコンタクトレンズを作成する前に、仮性近視かどうか専門医で診察してもらうことが大切です。
